一昨日、ロシア軍が一気にウクライナへ侵攻。
首都キエフやハリコフの街の様子のライブカメラを流しているyoutubeを付けっぱなしにして仕事をしていたら、急に「ウーウー」とスピーカー越しにサイレンの音が鳴り響きびっくりした。
ロシア ウクライナ侵攻 youtube

両国の歴史やここのところの動向を一通り勉強した。
その間も、ネットニュース越しにそれぞれの大統領の声明や現地の様子、専門家による解説など次々と情報が飛び込んでくる。


で、思ったこと。

■ロシアがいくら正義を振りかざして隣人を攻めても、もはやインターネットが世界中に現地の状況を瞬時に伝える時代になり、当然自国民であるロシア人も報道を見ることができる環境になり、ネット世代である30代以下を中心に若者世代やスポーツ選手・芸能人などが自国政府のやり方が間違っていることを世界に発信できる時代になった。

いまのロシア政府要人はシニア世代が中心で、十分に民意を得ながら進めることに腐心しているであろうが、インターネットはすべてを筒抜けにしており、このような大義のない戦い(あるとしても戦争という手段で強行するやり方)を続けていれば、世界だけでなく内部から避難を浴び、内側から崩れていくのではないか。

■NATOに加盟する欧米諸国や我が国日本の政府は「ウクライナがNATOに加盟していない」という表向きな理由と、それぞれがロシアとの経済的な結びつきを切り離せないという本音を隠しながら、ロシアへ威勢のよい避難と建前だけの中途半端な経済制裁を課し、本気でウクライナを助けようとしない。ロシアとの間に入って改善の道を一緒に探ろうとしない。

このような茶番を演じる各国の政府に対して、それぞれの国民はがっかりし、もどかしさを覚え、国への信頼が低下するのではないか。真似してはいけない大人(大統領や首相)の答弁を聞いた若者世代は冷め、国から離れ個人主義へ走るというか。

■そんなに単純化できないのは百も承知で、、、NATOにロシアも入れて(またはNATOを解散して)一体の国々が仲間になって不可侵にできないのだろうか。ロシアはNATO加盟国がロシアに迫ってくることが脅威だといっているのだから。

枠組みがあるから枠を広げたり守りたくなるのであろう。大人の社会+男社会のくだらない縄張り争いはそろそろ辞めてはどうか。

■とにかくウクライナの人民の無事と、ロシア軍隊の良心ある行動、そして両国の首脳による和平への道作りができることを祈ります。