当社(クローバーコミュニティ)へ管理会社を変更していただいたマンションの中に、すべての住戸が室内で3階建ての「テラスハウス形式」マンション、カテリーナ赤塚フレックス管理組合さんがある。
写真の通り、デザインの良さもあって、とてもスタイリッシュで独特な雰囲気だ。
メゾネットマンションの管理
写真には『メゾネット』と書いたけれど、テラスハウスの間違い。メゾネットとは『一般的な縦長のマンションの中に、2階建の住戸がある形』のマンションであり、テラスハウスは『一戸建てを横につなげた』ような、今どきのおしゃれ長屋、とでも言うのであろうか。

テラスハウス型マンションの管理支援は、管理会社としてもマンション管理士としても全くの未経験で、どのような管理支援をすべきか未知数の部分があったが、実際に管理業務を開始したら、いまのと頃、特段の難しさはない。

むしろ、テラスハウス型マンションには『上下住戸間の生活音トラブル』や『上下住戸間の漏水事故』は存在しないことになる。実際にこの手のトラブルは一度もない。住民間のトラブルが発生する心配の少ないマンションは、ある意味住み心地の良いマンションになりやすいのではないかな。


さて、カテリーナ赤塚フレックスさんは、分譲主が幾つかの部屋を区分所有していて、他の組合員とともに、区分所有者でもある。
当社が管理業務をお引き受けした当時には、分譲主(兼区分所有者)と管理組合(残りの区分所有者)との間でちょっとしたトラブルが続いていた。

当社が管理業務をお引き受けした後、分譲主(兼区分所有者)と個々の区分所有者の全員が集まった総会で当社から
「分譲主と区分所有者とで立場は違えど『マンションの価値を守り高めたい』という大きな方向性は一緒なのだから、今後はこまめに話し合って、お互いの立場を尊重しながら進めましょう」
と提案し、両者笑顔で合意してくださった。

いまは両者が非常に良い関係になっている。

もともと建物や立地(東武東上線や東京メトロ有楽町線・副都心線の駅徒歩1〜2分)は抜群なので、あとは「管理」つまり組織が良ければ、資産価値が維持・向上できるのは間違いない。

当社は管理会社としては多少(かなり!?)でしゃばるけれど、コンサル的な提案型の管理会社としてお役に立ち続けたいと思っている。

深山 州(みやま しゅう)
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