「管理規約には●●と記載があります」
「●●法の第●条に●●とありますので、難しいです」
「弁護士の見解によると●●です」
「長期修繕計画を見ると●●と書いてあります」
「一般的には●●です」
「3社見積もりを取ったら金額的には●●でした」
「他のマンションでは●●のように動いているところが多いです」
あなたのマンションで採用したマンション管理士に質問や相談をして、上のような回答があったら、そのマンション管理士は「ネットで調べられる範囲のものをあなたに代わって調べてくれる」程度の存在だということだ。
こういう回答で満足なら良いのだが、これだとマンション管理士という職業の未来は非常に暗いものになってしまう。なぜなら、情報を運んでくるだけの存在は、5年後、いや3年後に来るAI主流の時代には不要となるからだ。
質問に対して上記のような回答をするマンション管理士には、ぜひ次のように再質問して欲しい。
で?
それで?
僕ら(理事会)、どう判断すれば良いの?どう動くべきなの?
つまり、単に情報や知識を頭に詰め込んで運んでくる存在は、いずれAIに置き換えられる。
今でさえ理事会の場でスマホやタブレットからある程度の知識を瞬時に取り出すことができるのに。
そうなると、顧客がマンション管理士に期待して良いのは、課題解決の提案をする「コンサルタント」そして理事会メンバー間の議論や最終的な意思決定を促進させる「ファシリテーター」の存在であり、マンション管理士はそこを目指さなければならない。
逆を言えば、この力がつけば、マンション管理士の未来はとても明るいと思っている。AIにはなかなかできないだろうからね。
ぜひ当社顧問先のお客様には、担当するマンション管理士に遠慮なくツッコミを入れて欲しい。
それで?
知識や情報だけだとバリューないんだけど
と。
来る未来に向け、自戒の念を込めて、一層高めていく。
深山 州(みやま しゅう)
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−マンション管理士 メルすみごこち事務所−
−マンション管理会社 クローバーコミュニティ−
−マンション管理組合の学校−
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