昨年10月に当社(クローバーコミュニティ)へ管理会社の変更を決議していただき、今年の2月から当社による管理業務をスタートした『プレール・ドゥーク北新宿』管理組合。
JR中央線(総武線)の東中野駅と大久保駅の中間に位置する、総戸数55戸のスタイリッシュなワンルームマンションです。
管理会社変更の引き継ぎのさなかに大規模修繕工事を行い、内外ともに長寿命化と美しさの回復を図っています。
理事長(管理者)からお問い合わせをいただく前は、総会を開催しても、実際に出てこられるのは理事長のみか、多くて2名という状態でした。
マンションがワンルームの投資型であり、区分所有者が外部に居住していて管理運営に対する興味関心が薄れがちであることから、総会を開催してもなかなか出席者が集まらないのは、半ば当然かもしれません。
それでも理事長は『一人でも多くの区分所有者にマンションの状況を知っていただき、関心を持ってもらいたい』『一人で運営するのではなく、複数の区分所有者で話し合って運営して行ければ』『ただ維持するのではなく、積極的に改善・改良を加えながら価値を守りたい』という想いをお持ちでした。
そして当社へ『なんとか一人でも多くの方に総会へ参加してもらえないものか』つまり『知恵出して!』という熱いオファーを頂きました。
そして5月末。当社に管理会社を変更していただいてから、はじめての通常総会。
なんと、総会へ6名の区分所有者にお集まりいただきました!!!
(写真右は稲葉理事長、その隣はフロント担当の相馬さん。皆さん良い笑顔でしょう)
50戸強の投資型ワンルームで管理者1名のマンション管理組合において、急に6名出席は多い!
そして会場は『活発な意見交換』『笑いが起こり楽しい』『次に繋がる』とても有意義な場になりました。
(たくさんの方に集まっていただく、ちょっとした仕掛けは追って紹介しますね)
理事長や理事長経験者から、
・なぜ昨年にクローバーコミュニティへ管理会社を変更したのか
・それまではどんな管理組合運営だったのか
・先に実施した大規模修繕工事はどのようなプロセスで進めたのか
について、初めて管理組合の集まりに参加した皆さんへ説明がなされて、情報共有しました。
こういった『語り部』的な情報提供は、新しく参加した区分所有者の理解を助ける意味でとても大切です。
被爆者や戦争体験者がその恐ろしさや平和のありがたさを語り部として伝え続けることの意味と同じです。
総会議案書を配るだけでは不十分なのです。
ーーーー
総会の審議が終わって(あれ?総会中だったかな)皆さんのコミュニケーションが十分に図られたころ、当社から『LINEグループを作りましょう』と提案し、全員が快諾。全員がLINEを普段遣いしていらしたので、その場で『ふるふる』『QRコード読み取り』で友だちとしてつながり、このメンバー(区分所有者と当社の8名)で即グループ作成。
このLINEグループの名称を
『プレール・ドゥーク北新宿 オーナーの会』
としました。(管理組合とか区分所有者とか硬いこと言わないことが重要!)
理事長から『資産価値を守り、入居者が快適に暮らすことができ、オーナーである私たちの家賃収入が高く維持できるよう、これからも意見交換しましょう』と呼びかけて、これからも連携を密にすることを約束して笑顔で散会しました。
そして皆さんと別れたあとも『LINE』でのやり取りで『意見交換』が継続。
お互いの部屋の賃貸管理会社の情報をシェアしあっていました。かわいいスタンプとともに、、、
次の集まりのときは飲み会とセットですね!
ーーーー
投資型マンションに限りませんが、管理組合の運営=メンテナンスや清掃程度と軽く捉えて管理会社へ丸投げしておいても価値が守られる時代は確実に終りを迎えます。
東京といえども早晩やってくる『人口減』の時代を迎え、『管理運営の良いマンションと悪いマンション』が、そのまま『勝ち組マンションと負け組マンション』とに別れる時代がきています。
勝ち組=家賃収入が高いレベルで維持できる(または上げることができる)し、空きが出てもすぐに新しい入居者が決まります。負け組マンションはその逆です。この間私が出演した『クローズアップ現代+』でも、そのことが事例とともにはっきりと打ち出されています。
プレール・ドゥーク北新宿は立地や築年数にあぐらをかくことなく、オーナーが少しずつ集まり、知恵を出し合って管理運営を向上させることで、勝ち組マンションへの道を進んでいます。
そのためには一人でも多くの『自分のマンション(資産)形成』に『関心を持った区分所有者(オーナー)』の参画と連携が必要です。
管理委託費を取るだけで資産価値を上げるモチベーションの低い管理会社へ運営を丸投げするのは最もダメな管理運営ですし、理事長が一人で偏った運営をしてもダメなんです。
マンションの資産価値に関心を持ち参画する多くの区分所有者+それを積極的に支える管理会社とがタッグを組み、初めて投資マンションの価値が守られるのです。
『今度みんなでマンションを見に行きませんか?』
『空いた共用部のスペースを有効活用したい』
『植栽をバリューアップしてエントランスを美しくしよう』
『ロビーや廊下の電球をLEDにして色合いも落ち着いたものに』
『無駄なコストは精査して修繕積立金を積み増したい』
こういった意見交換ができ、それを管理会社のサポートを得ながら一つずつ実行する。(言うだけはダメ、実行してナンボ)
プレール・ドゥーク北新宿のようにオーナーがコミュニケーションを取って楽しくも積極的な運営ができて、初めて投資マンションの家賃収入が将来に向けて守られ、オーナーとして所有するメリットを長く享受できるのです。
深山 州(みやま しゅう)
--------------------------------------------------------------------------
−マンション管理士 メルすみごこち事務所−
−マンション管理会社 クローバーコミュニティ−
−マンション管理組合の学校−
--------------------------------------------------------------------------
JR中央線(総武線)の東中野駅と大久保駅の中間に位置する、総戸数55戸のスタイリッシュなワンルームマンションです。
管理会社変更の引き継ぎのさなかに大規模修繕工事を行い、内外ともに長寿命化と美しさの回復を図っています。
理事長(管理者)からお問い合わせをいただく前は、総会を開催しても、実際に出てこられるのは理事長のみか、多くて2名という状態でした。
マンションがワンルームの投資型であり、区分所有者が外部に居住していて管理運営に対する興味関心が薄れがちであることから、総会を開催してもなかなか出席者が集まらないのは、半ば当然かもしれません。
それでも理事長は『一人でも多くの区分所有者にマンションの状況を知っていただき、関心を持ってもらいたい』『一人で運営するのではなく、複数の区分所有者で話し合って運営して行ければ』『ただ維持するのではなく、積極的に改善・改良を加えながら価値を守りたい』という想いをお持ちでした。
そして当社へ『なんとか一人でも多くの方に総会へ参加してもらえないものか』つまり『知恵出して!』という熱いオファーを頂きました。
そして5月末。当社に管理会社を変更していただいてから、はじめての通常総会。
(写真右は稲葉理事長、その隣はフロント担当の相馬さん。皆さん良い笑顔でしょう)
50戸強の投資型ワンルームで管理者1名のマンション管理組合において、急に6名出席は多い!
そして会場は『活発な意見交換』『笑いが起こり楽しい』『次に繋がる』とても有意義な場になりました。
(たくさんの方に集まっていただく、ちょっとした仕掛けは追って紹介しますね)
理事長や理事長経験者から、
・なぜ昨年にクローバーコミュニティへ管理会社を変更したのか
・それまではどんな管理組合運営だったのか
・先に実施した大規模修繕工事はどのようなプロセスで進めたのか
について、初めて管理組合の集まりに参加した皆さんへ説明がなされて、情報共有しました。
こういった『語り部』的な情報提供は、新しく参加した区分所有者の理解を助ける意味でとても大切です。
被爆者や戦争体験者がその恐ろしさや平和のありがたさを語り部として伝え続けることの意味と同じです。
総会議案書を配るだけでは不十分なのです。
ーーーー
総会の審議が終わって(あれ?総会中だったかな)皆さんのコミュニケーションが十分に図られたころ、当社から『LINEグループを作りましょう』と提案し、全員が快諾。全員がLINEを普段遣いしていらしたので、その場で『ふるふる』『QRコード読み取り』で友だちとしてつながり、このメンバー(区分所有者と当社の8名)で即グループ作成。
このLINEグループの名称を
『プレール・ドゥーク北新宿 オーナーの会』
としました。(管理組合とか区分所有者とか硬いこと言わないことが重要!)
理事長から『資産価値を守り、入居者が快適に暮らすことができ、オーナーである私たちの家賃収入が高く維持できるよう、これからも意見交換しましょう』と呼びかけて、これからも連携を密にすることを約束して笑顔で散会しました。
そして皆さんと別れたあとも『LINE』でのやり取りで『意見交換』が継続。
お互いの部屋の賃貸管理会社の情報をシェアしあっていました。かわいいスタンプとともに、、、
次の集まりのときは飲み会とセットですね!
ーーーー
投資型マンションに限りませんが、管理組合の運営=メンテナンスや清掃程度と軽く捉えて管理会社へ丸投げしておいても価値が守られる時代は確実に終りを迎えます。
東京といえども早晩やってくる『人口減』の時代を迎え、『管理運営の良いマンションと悪いマンション』が、そのまま『勝ち組マンションと負け組マンション』とに別れる時代がきています。
勝ち組=家賃収入が高いレベルで維持できる(または上げることができる)し、空きが出てもすぐに新しい入居者が決まります。負け組マンションはその逆です。この間私が出演した『クローズアップ現代+』でも、そのことが事例とともにはっきりと打ち出されています。
プレール・ドゥーク北新宿は立地や築年数にあぐらをかくことなく、オーナーが少しずつ集まり、知恵を出し合って管理運営を向上させることで、勝ち組マンションへの道を進んでいます。
そのためには一人でも多くの『自分のマンション(資産)形成』に『関心を持った区分所有者(オーナー)』の参画と連携が必要です。
管理委託費を取るだけで資産価値を上げるモチベーションの低い管理会社へ運営を丸投げするのは最もダメな管理運営ですし、理事長が一人で偏った運営をしてもダメなんです。
マンションの資産価値に関心を持ち参画する多くの区分所有者+それを積極的に支える管理会社とがタッグを組み、初めて投資マンションの価値が守られるのです。
『今度みんなでマンションを見に行きませんか?』
『空いた共用部のスペースを有効活用したい』
『植栽をバリューアップしてエントランスを美しくしよう』
『ロビーや廊下の電球をLEDにして色合いも落ち着いたものに』
『無駄なコストは精査して修繕積立金を積み増したい』
こういった意見交換ができ、それを管理会社のサポートを得ながら一つずつ実行する。(言うだけはダメ、実行してナンボ)
プレール・ドゥーク北新宿のようにオーナーがコミュニケーションを取って楽しくも積極的な運営ができて、初めて投資マンションの家賃収入が将来に向けて守られ、オーナーとして所有するメリットを長く享受できるのです。
プレール・ドゥーク北新宿は投資マンションとして間違いなく『買い』ですよ!
深山 州(みやま しゅう)
--------------------------------------------------------------------------
−マンション管理士 メルすみごこち事務所−
−マンション管理会社 クローバーコミュニティ−
−マンション管理組合の学校−
--------------------------------------------------------------------------
コメント