マンション管理コンサルタントの深山です。

マンション新規入居者オリエンテーション_メルすみごこち事務所)前回のブログで、マンションへ新規入居者が引っ越してきた時のために、

「新規入居者用『住まいのオリエンテーション資料』を用意して下さい!

と書きました。

(上の画像は当社が神奈川県横浜市の顧問先マンションへ製作した「ウエルカムガイドブック」という名前の小冊子(表紙と目次)です。)

なぜ管理組合として新たに製作するかと言うと、、、前回ブログに書きました。



マンション新規入居者へ「用意」はできていますか? はこちら



では、前回に引き続き、次の質問です。


この新規入居者用のオリエンテーション資料を「使う準備」はできていますか?




使う準備とは?(ここが最も重要!)




オリエンテーション資料は、製作して、新規入居者に渡して「読んでおいて下さいね」で終わり、、、ではダメです。
はっきり言って、効果半減以下です。



使ってナンボ、つまり「このオリエンテーション資料を使って、新規入居者と『読み合わせ』を行う」



ということが、とても大切なんです。



読みあわせをすることに意味があるのです。



「説明」じゃないですよ!『読み合わせ』(一緒に読む)ですよ!!



受け入れる側(管理組合の側)と新規入居者とがオリエンテーション資料を読み合わせしながら、住まい方のルールやマナー・その他オリエンテーションを通じて理解してもらいたいことを入居者に受け入れてもらうことが肝要です。


しかも、読み合わせする、ということは、対面しなければなりません。
入居早々に入居者の顔が見える、ということもとても重要です。


顔が見えれば、お互いに安心感が広がるじゃないですか。




繰り返しますが、資料を渡して『ハイ、読んどいてね』はNGです。

対面して「ようこそ!」と迎え入れる気持ちで、オリエンテーション資料を読み合わせする、ということを絶対にお勧めします。



ちなみに、誰が対面するの?



一番の理想は、管理組合の側の誰かでしょう。
理事長でも副理事長でも、理事でもよいです。

次に、管理会社にお願いする、ということも考えられます。

最後に、当社のようなマンション管理士を活用する、という手もあります。



できればフレンドリーで相手の緊張感をほぐしてあげながら、上手に説明できる方が良いですね。
私達は理事会で合意形成を図るコンサルタントをしている仕事柄、なかなかうまい!?ですよ。



くどいようですが、
新規入居者のために製作したオリエンテーション資料は、読み合わせに使って下さい!!!



・理事会顧問契約の中で資料製作と対面説明を承ります。

・住み心地向上コンサルティングの一環でも製作します。 


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マンション管理・修繕コンサルタント メルすみごこち事務所

《マンション管理の良し悪しが「住み心地」と「不動産価値」に影響を与える時代を創る》

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