※2020年3月30日に一部修正し更新しています。

当社(メルすみごこち事務所)で先週末にあった顧問先のマンション理事会は、私にとって3年ぶりに復帰した、懐かしいものでした。
理事の皆さん、しっかりと意見を言い合い、積極的で建設的でした。

さて、その管理組合の管理会社から「理事会の議事録チェック依頼」があり、確認しています。


理事会議事録作成のポイントは_マンション管理コンサルタントしかし議事録案を読みながら、日本語がうまくないのと、議論のプロセスをすっ飛ばして「結果だけ記載」しているのが、どうしても気になって仕方ありません。

どうして管理会社のフロント担当者って、議論のプロセスを省くのだろう。

将来の理事会や管理会社が
「あの時、どういう経緯(話し合い)があって、今の流れ(結果)になったのか」
と振り返る可能性があることが、わからないのかな。


後で二次利用される可能性をいつも考えておくと、議事録の作文は全然違うものになります。


議事録はマンションの歴史の古文書です。
そういう意識で記録すると、もっと味わい深く、その時の様子が目に浮かぶようなダイナミックな議事録になるのですが、そこまで期待してはいけないのかな?
厳しく指摘していきます。


◆(2020年3月現在)このコラムを書いたのち、自ら管理会社(クローバーコミュニティ)を設立し、所属のフロント担当者が作る議事録案を95%赤入れして、当時書いた上述のコラムに対して、自ら責任を取っています。
辛いけどやるしかない!

議事録は今のためじゃなく将来のために書くのだ。


深山 州(みやま しゅう)
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