管理会社のフロントマンやマンション管理士に相談すると、専門用語や業界用語の羅列で返ってきて理解できないことがありませんか?
「当社の管理委託契約書は標準管理委託契約書の内容に準拠しており、法的には請負ではなく民法643条の委任が適用されますから、私ども管理会社には善管注意義務があります。」
「トウシャノカンリイタクケイヤクショハヒョウジュンカンリイタクケイヤクショノナイヨウニジュンキョシテオリ、ホウテキニハウケオイデハナクミンポウダイロッピャクヨンジュウサンジョウジョウノイニンガテキヨウサレマスカラ、ワタシドモカンリカイシャニハゼンカンチュウイギムガアリマス」
素人の方にはこのように聞こえるでしょう。頭の上に???がつきます。
「ま、よく解らないけど多分信頼できるでしょ」と、『あぁ、わかりました。』なんて返事を返す理事会役員。
マンション管理でトラブルに発展したり、無関心な人が増える一因として、
プロの側の「説明力の欠如」があります。
専門用語を並べ立てる人を見ていると、
(1)お客様に理解してもらおうと配慮する気持ちがない
(2)かつて法務関係の仕事(勉強)をしていてた
(3)わざと難しいことを言って「詳しい人」と思われたい
(4) 〃 「こんなことも解らないのですか?」とプレッシャーをかけたい
(5)実は当の本人にも薄っぺらい知識しかなく、その場を凌ぐためにハッタリをかましたい
と、このような傾向が見えます。基本的にみんな(1)を持っている前提で、管理会社のフロントマンには(4)(5)が、マンション管理士には(2)(3)(5)が多く該当します。
説明の内容がわからない場合jは、堂々と、そしてしつこく「解りません」「解りやすく説明してください」と主張しましょう。
そして管理会社の方、マンション管理士の方、くれぐれも専門用語を使わずに業界の通訳としての役割を果たしましょう。
(自戒の念も込めて)
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マンション管理士や管理会社は専門用語を使うな
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1. マンション管理士
- [ブログで情報収集!Blog-Headline/job]
- 2006年10月16日 23:20
- 「マンション管理士」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜひ...
コメント
コメント一覧
確かに入居説明、建築1級士の方の説明は「?」の連続でした
役員会で分からないことが出てきたら質問してみます
管理会社の担当者も売主のアフターサービスの時も、ちゃんとわかるように説明をしてもらいました。
そういう意味では、問題は無かった方でしょうか?
全く同感ですね。難しいことを判り易い言葉で説明するのが本当のプロなのに、逆に当たり前のことを難解な専門用語で誤魔化そうとする人には、ほんまに困ったものです。
一級建築士などの技術系の方にも同様の傾向がありますね。
専門知識があって説明力があれば、とっても頼れる人となるのですが
(^_^;)
私もそうなれるよう一層努力します。
そこを恥ずかしがったりして知った振りをすると、結局自分に跳ね返ってきますものね(^_^.)
さすがです!
これからも「とっつきにくいマンション管理」を解りやすく伝えて行きたいと強く思います。