自分の住んでいるマンションが他人からどう見られているか、気になったことありませんか?

恐らく毎日当たり前のように居住していると、共用部分も当たり前の景色になっていると思いますが、結構他人は見ています。

私は通勤・通学・買い物などの行き帰りに人の住んでいるマンションを見ると、
「このマンションは雰囲気が良さそうだな」
「全体的に安っぽいイメージだ」
「ちょっと高そうな雰囲気が出ている」
と勝手に査定しています(笑)



ところで、マンションの高級感を手軽に上げる方法があります。


それは、

共用部分の照明を「白熱灯」または「白熱色の蛍光灯」に変える

です。

電球交換だけでイメージが変わります。私は仕事が大好き?で毎日夜遅くの帰宅ですが、電車からの車窓や駅からの歩き道でマンションを見ると、そのほとんどで共用廊下灯や外灯に「蛍光灯」が使われています。

あれは一見「昭和時代に立てられた団地」のように見え、非常に安っぽく、また寒々しく見えます。

最近の新築(特に高層)マンションでは、建物や植栽へのライトアップにまで力を入れているところもある位、照明がマンション全体に与えるインパクトは大きいものがあります。

単に電球を交換するだけのお手軽な方法ですし、白熱色系の蛍光灯であれば値段も変わりません。「薄暗くなるのではないか?」という心配もありません。



実はとあるマンションで、既に一部外灯の白熱色化を実施しました。
このマンションは廊下や階段の照明はすべて白熱色が使われていたため、夜は結構良い雰囲気を出していましたが、外灯や庭園灯・自転車置き場の照明がいまだ蛍光色でした。

一気に全部の電球を替えるのはインパクトがありすぎる可能性があったため、まずは理事会議事録にてトライアルであることを明示しつつ、少しずつ変えてみて居住者の反応を確かめよう、ということになり、一部の照明を1ヵ月間白熱色に変えました。

その結果、クレームの意見は全くありませんでした。(よほど敏感な方でないと気づかないのかも知れません。)
こちらのマンションでは手ごたえを得、今後も少しずつ白熱色へ変えていくことになりそうです。

ちなみに、このマンションの理事長は以前近くに住んでいたとき、会社から帰宅の道すがら白熱色で温かみのあったこのマンションを見て「このマンションに住みたい」と思い購入されたそうです。



一見些細な事のように見えますが、ちょっとした高級感の演出とともに理事会や管理組合での話題づくり、コミュニケーション醸成の一助にもなり得ますから、ぜひお試しいただきたいと思います。

夜が綺麗になれば、昼間(普段)の姿も綺麗にしたくなり、マンション全体の美観の向上、居住者の意識の向上へつなげることが十分可能です。

※これからマンションを購入する人にとっても、夜の姿を見ておく価値は十二分にありますよ。


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