私が経営するマンション管理会社(クローバーコミュニティ)へ管理会社変更を相談されるお客様の動機に、表題の「理不尽で声の大きい区分所有者(たいていは理事長)へ従ってしまうようなダメ管理会社を変更したい」というのがある。

今の管理会社が、発言の強い理事長の理不尽な運営の仕方に阿って(おもねって)サポートしており、不公平だし管理組合全体の利益になっていない、というもの。


他の理事が知らないうちに理事長が高額な修繕工事を見積比較せず発注することを黙認したり、区分所有者からの相談や申請に対して、自分の主観や意見を挟んで適切に対応しない理事長のやり方に追従してしまうフロント担当者。

理事長と管理会社こういうフロント担当者は結構多いが、本人的には内心不本意ながら「理事長に逆らうと管理会社としての契約が切られてしまう」ことを恐れるサラリーマン気質は、仕方のない事かもしれない。

こういうときに、そのフロント担当者が上司(会社と言っても良いだろう)へ相談するとして、上司が担当者に代わってその区分所有者へ阿らない対応を取れば、企業としては合格であろう。

しかし、上司(会社)が「きっちりと言えない」つまり組織的に阿ってしまう、なんてことも結構ある。(マンション管理士としてたくさんの管理会社の対応を第三者的に見てきた経験で話している)

こうなると、管理会社として一貫性ある対応が取れなくなり、公平なサービスができず、むしろ権力側と一緒になって力の弱い理事や区分所有者へ理不尽な対応をとっていく。ドラえもんで例えるなら、ジャイアンと一緒にのび太をいじめるスネ夫、みたいな感じであろうか。

こういう管理会社が管理組合についていると、マンションは不幸になる。つまり自身の保身が第一で、顧客利益は考えていない、というパートナーがついていることになる。
そう言う管理会社は即刻リプレイスしたほうが良い。

え?当社(クローバーコミュニティ)はどうだって?
幸いなことに、これまで理不尽な理事長に出会っていないのがありがたい。が、もしそのような理事長が出てきても、一切阿りませんよ。フロント担当者に「正しい道を貫こう」と励ますし、それでもフロント担当者の荷が重ければ、自ら出ていくつもりだ。

なお、マンション管理士としての駆け出しの30台前半に、独断専横の理事長に(言葉遣いを含め)他の理事の前でひどく直言し過ぎて理事長のプライドを傷つけた結果、管理士としての顧問契約を解約させられたり、ネットに散々書かれた経験がある(今でもあることないこと書かれたものが残っていると思う)ので、出方・伝え方には十分に気をつけるが、「ダメなものはダメ」を徹底するのだ。
僕はそういう理不尽なのが嫌いだからね。

深山 州(みやま しゅう)

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