メルすみごこち事務所マンション管理士事業防火管理者事業)では4月1日からスタッフに対し「オフィス勤務」から「リモートワーク」へ働き方を変更することになった。
さらに4月7日の緊急事態宣言以降は、徹底的に『オフィスに来ない働き方』の追求をスタッフに求め、「どうやったら会社に来なくて良くなるか」を考えるように促したら、もうほとんど誰も会社に来なくなった。
渋谷の街と同様、渋谷のこのオフィスも「がらんどう」で、僕が万が一のスクランブル対応に備えて、オフィスで『生活』して(通勤感染リスク対応)、室内の植物に水やりしたり日光浴させているくらいだ(笑)



もともと、昨年後半から
『マンション管理士のメンバーはもともとリモートワークしているようなものだから、今度は防火管理事業部のメンバー、特に女子ママスタッフが通勤に縛られず働きやすい環境を作りたい』
とリモートワークに向けた準備を粛々と進めてきたので、今回のコロナ禍が起こる前から8割方の準備が終わっていた。

コロナ禍が
『リモート、今からやるよ』
の号令になっただけだ。


そして、クローバーコミュニティ(管理会社)としてのコロナ禍対応も、先日コラムで書いたとおりだ。




でね。

僕は13年前に起業したときから、リモートワーク(というよりもノマドワーク)で仕事をしてきたので、会社でも家でもスタバでも電車の中でもほとんど働く環境が変わらないでやってこれた。

出勤はラッシュ時間を避けてきたし、ノートパソコンとWi-Fiがあればどこでも仕事ができる。一つの場所で黙々と仕事をするだけの忍耐力や集中力がないので、好きなところで仕事をすることに慣れている。おまけにいまはスマホでかなりの仕事や情報収集もできるようになり、一層オフィスに縛られなくなっている。

コロナ禍になったからといって、僕自身のライフスタイルに変化はない。


じゃ、この「僕にとっての当たり前の環境」をスタッフの皆にもシェアしたい!きっと嬉しいはずだ!!

みたいな発想で、今回のリモートワークにつながっている。

もちろん最初はみんな「電車に乗ってオフィスに通って」「自分のデスクに座って」「紙と複合機・電話・FAXに触れて」「オフィスで仲間同志がコミュニケーションを取りながら」働くことが当たり前になっているので、これを突然変更するのは難しい。パラダイムシフトを求めたのだから。

そこを半ば強制的に切り替えることができたのは、第一にスタッフの理解のおかげであるが、それと同じくらい、コロナ禍のせいであり、コロナ禍のおかげであり、怪我の功名だった。

リモートワークが定着しつつあるいま、スタッフ同士のコミュニケーションはもっぱらビジネスチャット(LINEWORKS)になり、どうしてもチャットでは難しい場合に携帯電話でやり取りするルールにしている。勤怠システムや仮想デスクトップ、インターネットFAX、電子契約システムなどをノートパソコンへ実装して、オフィスで働くのと遜色ない環境が提供できている。

皆が顔を合わせてコミュニケーションをとる機会を設けることは重要。
もともと、スタッフが定期的に一同に会し時間を拘束する「ミーティングのためのミーティング」は無意味で、必要なときに必要なメンバーが即議論できれば良いので、ミーティングそのものをとっくに廃止している。
「コミュニケーション醸成のための集まり」を時たま開くことになるかな。オンライン飲み会とかになるのかしら。

どうしても、顧客や行政(消防)とのやり取りで「紙」と「郵送・荷物の受け取り・スキャン」が必要になるため、100%リモートワークは無理だが、いまはコロナ禍対策もあり、週1回・1名だけが順番で出社してこれらの作業を行うルールにしている。

今後は、メディアでも書かれているような「スタッフが家に長くいることで発生するストレス」に対して、会社がどのようにサポートできるか?他にも出てくるであろう弊害に対してどう手を打っていくかを考えることになる。



2020-04-11 11.42.35どうだろう。改めて整理してみると、もともとリモートワークの準備を進めていたとはいえ、今回のコロナ禍は
  • オフィスに縛られない働き方の提案
  • 通勤地獄からの開放
  • 家族との時間拡大
という「より幸せになれる働き方・時間の使い方」へシフトチェンジする機会(チャンス)だったと捉えている。

そしてITやITを駆使した多くのビジネスソリューションのおかげで、より幸せな働き方・時間の使い方の実現に近づけているのだ。

とてもありがたいことだ。もうコロナ禍が終息したあとも、リモートワークがオフィスワークに戻ることはないだろう。


マイナスと思えることも、角度を変えて見ればプラスになり得る、自分にとっての良い教訓になっている。

あとは、世の中に喜ばれ、社会的意義のあるビジネスを考え具現化し、収入=このありがたい環境を守ることは、僕の仕事だ。

深山 州(みやま しゅう)
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