正直なところ、当初、僕は当社(クローバーコミュニティ)を五反田に置くのは反対でした。
僕は東京生まれ東京育ち。大田区の池上に24歳まで住み、高校も大学も明治学院(港区)で、通学は東急池上線で五反田経由。
つまり、五反田は昔から知っていた街です。

僕が持っていた五反田のイメージは
「雑多とした街」「風俗街」「山手線沿線南部の中でも渋谷や恵比寿・目黒に比べて地味」そして
「もっと地味だった隣の大崎にも大きく水をあけられた駅」「品川にかなた先に置いて行かれた駅」
でした。

もう一つ私が経営する会社(メルすみごこち事務所)のオフィスは渋谷です。オフィスは絶対に山手線沿線に!と決めていた中で、渋谷はアクセスが良い(出かけるにしても、お客様に来ていただくにしても)、なにより圧倒的で全国区の知名度、若者や外国人が入り乱れた活力ある街にオフィスを置きたい!今の家が横浜市ということもあって、東急線で通いやすい渋谷でほぼ一択でした。今でも渋谷に来てよかった、と思っています。(家賃は高いけど)

、、、と、そんな環境で40年超をかけて染みついた『えぇ〜五反田ぁ〜?』という固定概念が、どうしても頭から離れなかったのです。



でも、面白いもので、東京に住んでいない人にとっては、山手線沿線ならどこも変わらないようで、共同代表で福岡に本拠を置く松原は当時、
「オフィス賃料が安い(これはお金のない創業時はとても大事)」そして
「羽田空港からのアクセスが良い(そうか、福岡から来るときは便利!)」という理由で五反田でした。

そんなこんなで、当社は五反田にあります。



でも、最近、僕の中の評価が変わってきています。

五反田、良くない?』と。


数年前から、五反田は「五反田バレー(GV)」つまりネット系ベンチャー企業の聖地になっています。

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「インターネットのことを調べるお」さんのサイトからお借りしています)


ネット系企業といえば渋谷ですが、ネット系ベンチャーは五反田になっているようです。
ネット系=若者人口が増える、ということです。

五反田はもともと飲食店はたくさんあり、活気のある街ですが、そこにネット系スタートアップの街というブランドがつけば、環境も変わってくるかもしれません。


そして、五反田といえば、駅ビルができます!

2019-05-07 10.15.25

 東急池上線の五反田駅は東急プラザのビルにくっついていますが、山手線の五反田駅にも立派な駅ビルが!

渋谷ほどではありませんが、五反田も少しずつ新陳代謝が進んでいるのを感じます。
(都営地下鉄浅草線が西馬込から池上、川崎、横浜へと延伸すれば言うことありませんが無理かな)

僕の中の五反田に対する評価は確実に良くなっています。
僕は五反田に謝ります。ごめんね、と。

昨年の11月にオフィスを移転して広くなりました。(同じビルの中ですが)
管理組合からのお問い合わせも受注も順調にいただいています。
五反田とともに成長していけるように精進します。


深山 州(みやま しゅう)
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