20071112

1.個性が勝負だ!  

・自分の中でブランドになり得るものは、自分なりに磨いてきた「武器」と自分の価値判断や行動の軸となる「信念」である。

・周りの空気に合わせるのではなく、自分で空気を起こさなければならない

・既存の価値観、会社の価値観に縛られ、それに合わせて動く人ではなく、自分なりのビジョンを持って動く人、自ら良い空気を作り出す人の下に、人もモノも集まる時代になってきた。

・「こうしておけば安心」という選択肢がなくなった心細さはある。その代わり、「私はこうありたい」「こういう社会にしたい」と一歩前に出て主張すれば、それが共感を呼び、人を集め、大きな波を作り出せる可能性が広がってきた。

・出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打たれない。混迷した時代だからこそ、これまでの価値観突き破るような、自分のブランドで勝負していくことが問われている。

・野心は絶対にあっていい。人間の欲求の中には「この業界や社会をアッと言わせたい」といった綺麗な野心もそびえているのではないか。野心のない者が一定以上のものごとを成し得るわけがない。

・周りから信頼させるブランドへと自分を高めていくには、「能力やポジションを上げる」という意識だけでは不十分だ。何を大切にし、何のために頑張るのかという、自分の行動がぶれないような「軸」を持つことが必要となる。

・何事も冷たいヤツはダメだ、熱いハートがすべてである!

・どんなポジションにいるときも、どんな仕事をしているときも、「自分は誰のために何をすべきなのか、何ができるのか」を繰り返し自問自答せよ!自問自答を真剣にしてくれば、あなたの行動は揺るぎないものとなる。周りからの指示に振り回されることなく、これまでの常識に縛られることもない。常に自分の強い意志で行動できるはずだ!

・自分をブランド化していくためには、志を持つだけでなく、実績を積み上げることも必要だ。仕事で成果を出さなければ、ビジネスの世界では誰にも認めてもらえない。では成果を上げるためにはどうすれば良いのか?

・約束や待ち合わせの時間など基本的なルールは絶対に守らなければならない。ただはっきりさせておきたいのは、「あなたは会社に自分の『実力』を売っているのである」このような気持ちで仕事に臨むことは大切である。

・渋々周りに合わせて疲労困憊し、後から同僚や友人に愚痴をこぼすのは格好悪すぎだ!納得できないルールにはとことん従わずに、仕事に全力を傾けるべきだ!

・会社も今は、現状を打破してくれるような実力ある人材を求めている。ただ優等生っぽく振舞うようなことは、もうしなくて良いのだ!自分を磨いてこそ、結果的に誰よりも貢献できる。

・会社に評価してもらうためでなく、どこに行っても通用する人間になるために頑張ること。これが出世するための王道ではないか。

・朱に交わって赤くなってはダメだ!世間の常識と自分の軸の二律背反な部分を自分のなかでうまく同居させるのだ。そして力がついたときに自分の価値観を「新たな常識」とすべく、自分のスタイルをガンガンと押し出していけばよい。

・自分の力が熟すまでは、会社からの給料を有難くもらう。その代わり丁稚奉公のつもりで必死に働き何でも吸収する。

・会社に不満がある人は次の2つを考えてみてはどうか?
,い泙發蕕辰討い覽詢舛鮗分の力だけで稼ぐことはできるか…もしムリならまだ力が足りないのだから今の環境に感謝しつつ必死で力をつけることである。
⊆分は会社にどれだけの「借り」があるか…給料や会社の看板下での経験をそれまでの仕事の成果で返すことができているか。会社を飛び出すなら借りを返して自分と会社がイーブンの関係になってからだ。それくらいの気概が必要である。

・すでにやめる覚悟ができているなら、会社を辞める前に会社の中でどこまで暴れられるかを試すことである。それで一つの殻を破ることができれば、自分の力を信じることができる。

・すでに自分をブランド化しているような人は、皆自然体である。確固たるビジョンを持っている自信からか、必要以上に自分を誇示するようなところがない。肩に力が入っていない。だが初めは力が入っていい。周りから浮いたっていい。周りにどう見られているかより、自分がどうありたいかが大切だ。

・ひたすら努力を重ねていった結果、気負わずとも周りに示せるようになったスタイル。それこそが人々を魅了する真の「自然体」なのである。

・自分のやりたいようにガンガン動けば、いずれ何らかの失敗にぶち当たる。そのときはあまり落ち込みすぎないことだ。ビジネスも人生も勝ち続けなくたって死ぬわけじゃない。

・常に勝っていなくても失敗を必要以上に恐れなくて良い。むしろ、「次につながる貴重な体験ができた」と喜んで良い。

・失敗やスランプは誰にでもある。そのときは気心の知れた仲間同士で助け合えばよい。固まった心を溶かしてくれるのは対人のヒューマニズム以外にありえない。


 

2.生きた情報でセンスを磨け!

・自分というブランドで勝負しそれを貫くなら、それ相応の実力をつけることだ。それは「使いやすい人材」ではなく「使わざるを得ない人材」になることだ。

・あなたはどんな点が他の人と一味違うだろうか?何が飛びぬけているだろうか?例えば、、、

・良いものやアイデアを見抜く目や嗅覚に優れている

・同業者が思いも付かないような(それでいて的確な)発想を持っている

・トレンドを追うのではなく自らトレンドを作り出せる

・ある分野について深い知識と確かな人脈を持っている

・「やる」と決めたことは必ずやり遂げる術をもっている

・現場の問題点や解決策をズバリ提案できる。これらのセンスを磨くために大切なことは、「時代の空気感」を敏感に察知することである。五感を冴え渡らせ、社会の動きや街の変化、経済の流れを見る。些細なことに好奇心を持つ。

・自分というブランドが定まらない。またはビジョンはあるがそこに向かうために何をしたら良いかがわからない。そんなときは、借金をしてでも普段やらないことに取り組もう。すべての体験が即仕事に役立つ訳ではないが、新たな体験をすれば心に貯金が貯まっていく。要は、何でも良いから同じことの繰り返しになっている日常から一歩抜け出そう!そうして貯まった様々な引き出しがあるとき急に仕事とつながったりする。

・「見る」のではなく「観る」つまり視覚に入ってきたものを漠然と捉えるのではなく、感覚を研ぎ澄まして「なぜこのようなものがあるのか」と本質に迫るように観察するクセをつけよう。

・出会いは「会いたい会いたい」と自ら飛び込んでいく、その積み重ねの上にある。常に出会いのきっかけがないかを辛抱強く探し続けること。そして機会が訪れたら躊躇しないこと。

・相手から本心を聞きたいときは、まず自分の本心や身におきた良いこと悪いことをさらけ出す必要がある。

・わからないことは恥ずかしがらずにどんどん聞こう。「聞かぬは一生の恥」

・相手の根底にある考え方や志をお互いに理解し合えることで、話が展開しやすくなるし信頼感が生まれる。

・学ぶときは、今置かれている状況を楽しみながら学ぼう。子供のときに無我夢中で遊んだ感覚がそれである。


 

3.心を動かす人になれ!

・「この分野なら負けない」「これを成し遂げたい」といった自分の武器や信念は、黙っていても周りに伝わらない。自分というブランドは自らの手で周りに示していく姿勢が大切だ。

・あなたが自分の想いを熱く熱く語れるようになれば、人々の心は動き出す。「あなたがそこまで言うなら買ってみよう」「あなたなら協力したい」と、あなたの想いに感動し、それを支持する顧客や仲間が増えていく。それは損得勘定だけでない関係だ。心を動かされた人々が集まり強烈な追い風になっていく。

・いまビジネスに求められているのは、この「感動」というキーワードである。

・ニーズやトレンドに沿った提案をすることや、低価格や品揃えをアピールすることは、言ってみれば顧客の目を引く「仕掛け」を増やすことだ。ところが今では顧客となる法人から消費者までが、仕掛けの存在そのものに感ずいてしまっている。そのためニーズを汲み取った提案をしても、顧客は「よくできているな」と満足するくらいで、感激まではしてくれない。

・端的に言えば、ニーズの分析や低価格の追及などは、すでに「ありふれたもの」になっているのだ。市場の成熟度はそれほどまでに凄い。そんな時代だからこそ、「信念」に基づき提案する人こそが、周りを魅了するのではないか。トレンドのみをうまくつかんで語るわけでもない、採算性の良さをいの一番にアピールするわけでもない。自分が良いと信じていることを力強く提案することで、「この人の言うことなら信じてみよう」を周りの人々の心を動かしていく。

・このような人の共通点はまず、数字ありきではなかったことだ。原価率はどうか、利益率はどうか、といった点からビジネスを始めてはならない。社会や街をこうしたい、という情熱のほうが先にある。そして想いを具現化する方法を考え休まずに挑戦した結果として、後から利益がついてきた。要は、はじまりの起点をどこに置くか、という問題なのである。

・確率の高さや手堅さだけに目を奪われる、戦略だけのビジネスになってはいけない。自分の信念を打ち捨てて、「これなら儲かりそうだ」と仕掛けるビジネスではいけないのだ。そんな小手先だけのビジネスで目の肥えた人々の支持を得られるわけがない。

・これからは、人の心を動かすことでビジネスを展開していく時代だ。

・自分の想いを大げさに語れる、信念のある「ペテン師」となれ!なお、ここでのペテン師とは、

・「あなたのためにやります」「力になります」と力を込めて真剣になれる人

・こうすれば世の中がもっと良くなる、と自信を持って主張できる人

・自分のやっていることにはこれだけの価値がある、と言い切れる人

・自分のやっていること(夢や志)について、飽きさせることなく1時間以上話せる人

・「これがいいんだ」「こうすれば絶対に良くなる」ときっぱりと口にする。それだけの自信と信念を持つ人に人は集まってくる。

・顧客からの要望や提案があったときに、あなたは即断即決しているだろうか?即断即決するためには、自分のセンスに対する自信があることと、決断したことで発生したリスクや責任を背負う「覚悟」ができている必要がある。つまり、即断即決するということは、己の信念と覚悟を自分の態度で示していく、ということなのだ。

・信念のこもった言葉で想いを語る以上に大切なのは、その想いを実践していくことである。あなたがもし信念を語れどなかなか腰を上げなかったら、一度火の付いた周囲も急速に冷めていくだろう。

・「あとで」「またな」とごまかしていてはダメだ。「いま」しかないのだ。行動力をしめそう。


 

4.人を巻き込む!情熱×スピードが勝負だ!

・周りに感動してくれる人や協力してくれる人が現れるようになったら、もはや自分だけの武器にとらわれてはならない。周りを巻き込んで、一人では絶対になしえないレベルのことを実現させるのだ。結局は必要な「人」を集められるかどうかがすべてである。

・自分のやりたいことをより大きなスケールで世の中に打ち出していくには、自分でカバーできない分野を補ってくれる仲間の存在が不可欠である。そのため、自分にはどんな仲間が必要かを常に考え、大勢の人と絶えずコミュニケーションを取り、小さい輪を一つ一つつなげていく努力が非常に大切である。

・一人の力より大勢の力を借りたほうが、できることは圧倒的に拡がっていく。つまらない見栄や意地を張らずに、「こいつのココは凄い」をいう部分を見出しては自分がプロデューサー(まとめ役)となって大きな花火を打ち出していく。

・周りを巻き込みながら仕事をするということは、組織で取り組むということである。

・組織とは、「それぞれに武器を持った個人個人が自発的に群れを作る戦略的集団」である。

・日本の会社では、多くの人がその人独自の武器を売るというより、ただ会社のルールに従うという姿勢を売っている感が強い。これでは各人の責任の所在が曖昧であり、プロとしての自覚が生まれない。

・部署のメンバーで団結していくなら、単にルールで皆を縛るのではなく、それぞれの持ち味が何であるかを最初に認識しあうべきである。すると大抵は既存のメンバーでは弱い部分があることに気付かされる。この場合には弱い部分をカバーできる人材を社内外へ積極的に求めなければならない。

・まずは自分自身の特徴をつかんでおく必要がある。あなたは何が得意で何が苦手なのか。そして自分の武器をさらに活かすために補う分野があれば、その分野が得意な仲間をコツコツと集めていく。

・自分の棚卸しと仲間探しを続けていけば、「このプロジェクトにはあいつを巻き込もう」「こいつの力を借りよう」と組織を柔軟に変化させていくことができるようになる。

・頼りになるパートナー探しで注意することは、「結果」として外に現れたものだけに目を奪われず、その人の「本質、人間性」を見抜くことである、例えばデザイナーを探すときは、その人のデザイン(=結果)を見る前に、本人そのものに目を向ける。その人の思い入れやバックグラウンド(背景)を見抜くことが大切である。

・ある人の人間性に惚れたなら、その人の力と情熱を100%信じよう。組むことの結果の計算をしてはいけない。そして結果としてうまく行かなかった場合は人のせいにしてはならない。自分の人を見る目が無かったのである。

・ある人と仲良くなったからといって、ノリでビジネスをしてはならない。時間をかけて築いた信頼関係があるか?ビジョンを共有できているか?お互いの立場をはっきりとさせられるか?最悪な事態に陥ったときにこの仲間と乗り切っていけるか?空中分解しても互いをなじることなく信頼関係を続けられるか?

・あなたが素晴らしい組織と作ったら、次にすることは究極のディスカッションである。この場合、あなたが示すのは3割程度、漫然としたゴールだけを提供し、あとは皆で意見を出し合い揉んでいく。

・ビジョンを共有するのと童子に現実への認識も深めておく必要がある。とくに分野に長けていないメンバーを共有する場合に必要である。

・ディスカッションの場で一番偉いのは、顧客のためになる意見を出したものであり、そこには立場や年齢・役職の上下は関係ない。

・組織が動き出したら、束ねる側としては組織の末端にまで浸透させることが重要である。プロジェクトの存在理由と言える「ストーリー」を浸透させていくのだ。なんとなく仕事に携わらせると、スタッフが何のために働くのか、どう動くべきかがわからなくなる。


・ストーリーを語る際に注意すべき点は3つ。
ー分が決めたことに対し「このように考えた」「この点を重要視した」と理由を明確に語ること
▲妊スカッションで煮詰めたことは、そのコンセプトや重視すべき点を明確に掴むこと
5案蚕だ気鯒られたとき、なぜその必要があるのか、背景やストーリーを明確に伝えること。

・周りにストーリーが伝わっていれば、スタッフそのストーリーを良い結果へともたらすためにどうすべきかを自発的に考え、行動するようになる。

・組織に絶対はない。長く硬直化すると必ず不都合が起こってくる。束ねる人数の増減や仕事の進め方に変化があった場合、組織を柔軟に変えていくべきである。

・組織が大きくなってきたら、自分の他に2名のリーダーが必要である。一人はプロジェクトや扱う商品について強い思い入れのあるタイプ(想いを伝えようとする熱意)、もう一人はともかく人好きで面倒見の良いタイプ(メンバーの話に耳を傾けようとする懐の深さ)である。

・リーダーは「人にものを頼む」のと同時に「頼まれる存在」になろう。部下やスタッフと向き合うことを面倒くさがらず、些細なことでも真剣に耳を傾けていく。頼み頼まれる存在とはその積み重ねの上にできていく。

・下には仕事を任せるべきだ、そして任せた以上、自分は引っ込み確実に任せるべきである。任せると口にしながら介入すれば、負かされた人の立場は宙に浮き、仕事の重みが薄れ、不信感が増す。本人のやる気は削がれ、成長が阻害される。だから、任せると言ったら任せるしかないのだ。あなたにできるのは経験則に基づく「情報提供」のみであり、やり方は決して押し付けない。「時代も変わってきたし、お前のやり方でやってみろ」と委ねて、尋ねられたことだけに答えていくのが良い。

・もちろん誰にでも何でも任せてよいのではなく、適正を見極めることが大切である。

・もし任せた者が失敗したら、その者はショックと自己反省をしているであろうから、相手を責めず自分が責任を取ればよい。「権限」は下に渡しても、責任まで渡してはならない。

・後輩の仕事の姿勢に問題があった場合、「彼を育てるため」という原則を貫きガツンと怒る必要がある。

・下を育てるのは、いずれは自分が下に支えてもらうようになるからだ。今後のことを考えると下の者との付き合いは大切になってくる。