≪マンション管理コンサルタント(管理士)を目指す方へ伝えたいこと≫


マンション管理士として、お客様(管理組合)の合意形成を考える上で必要。
逆に、会社や家族に対する対応でも、必要。

時に察する(慮る)ことは必要。
時に遠慮せず、言いたいことをはっきり主張することも必要。


どっちも、必要なんです。


日本に生まれたからといって、いつまでも日本人風のコミュニケーションだけでは通用しません。


^^^^^宋文洲さんのメルマガをそのまま抜粋(ほとんど転載)^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

1.論長論短 No.187
                  今さら論じる日本人と中国人との違い
                                                              宋 文洲

(前略)言葉の使い方や習慣に関する日中の違いに話が移りました。

(略)中国人が日本人の家に遊びにいきました。夕方になるともうそろそろ帰ってほしいと思った奥さんが立ちあがって台所で食事の支度を始めます。来客の帰りを促すために「○○さん、ご飯でも食べて行きませんか」と言うのです。
中国人の来客はもともと家に帰って奥さんとご飯を食べる予定でしたが、せっかくのお誘いだと思って我慢して「いただきます」と言います。結局、夕飯は一緒に食べたくない人同士が一緒に食べることになりました。

よくよく考えてみれば双方とも相手の心情を考えて言いたいことを言わなかったのですが、その方法は逆です。

(略)

セミナーの後の質問をみても真逆です。中国人はしようもない質問をすぐ始めます。「おい、俺の話を聞いていたの」みたいな質問も飛び出します。

日本人は考えて考えて良い質問をしようとします。しかし、とうとう質問するチャンスが無くなります。「おい、何か言えよ」みたいな感じです。

中国人はよく質問することで「聞いているぞ」「重視しているよ」というところがあります。内容はともかくして質問すること自体がテーマと人物に関心を示す証拠だと捉えます。

日本人はレベルが低い質問をすると失礼だと考えていると推測しますが(これについて、皆さんの意見を聞きたいです)、たぶん、同じく気遣いの結果でしょう。

日本人も中国人も自分の家ではご飯を残しません。しかし、相手の家にいくと逆になります。日本人は「美味しくて全部いただいたわ」と見せるために残しません。中国人は「盛り沢山で食べきれないわ」とわざと残します。相手に気遣いするのは同じですが、表現は逆になります。

中国人は喧嘩を仲良くなる機会と捉える人が多いのです。喧嘩の後始末を考えて喧嘩します。
日本人は一回喧嘩するとなかなか普通になれないため、喧嘩がないことを前提に仲良しを強調します。

以上は一般論的傾向なので個人個人に必ず通用するものではありません。しかし、日中は外見が似ているため、相違を受け入れる心準備がありません。同じ正反対のことを黒人がした場合、「そんなもんだ」と納得するでしょう。

(以下略)

^^^^^ここまで^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


マンション大規模修繕工事を成功に導く9か条とは?

マンション管理士(管理組合コンサルタント) メルすみごこち事務所

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