福島の原子力発電所が東北関東大地震と津波の被害により放射能の飛散可能性が問題となっていますが、コンサル先マンション管理組合の信頼できる理事さんから、親御様(まさに専門家)の見解を提供頂きました。


福島原発に関する見解(1)に続き、
(2)として皆様に共有させて頂きます。
今回は将来の話です。



転載続き
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それで、将来の道筋ですが、それは東電が世論を見ながら決めることです。修復して再起させるのか、解体して更地にするか、あるいはチェルノブイリのように石 棺に閉じ込めるのか、半年か1年後に決まるでしょう。

このまま冷却されれば技術的には修復して再起させることができます。
でも原子力事業は世論とともに進みますから、おそらく、更地にする道を選ぶと思います。

更地にするには、まず喪失した原子炉の屋根を回復して、原子炉から燃料を取り出して安全な場所に移動させ、容器や部品を丁寧に除染しながら解体します。

それには、5年から10年かかるでしょうから、3ないし4基の原子炉では数十年かかるでしょう。この間にも放射能の問題が付きまといますから、地元の方は長期間の避難か移住が必要になります。
その間の生活保障など莫大なお金がかかります。

そのようなことから、不名誉な石棺を選ぶことになるかもしれません。 

また、地震と津波に遭遇した発電所のうち、使える発電所が復旧して計画停電が軽減されるまで、半年から1年はかかるでしょう。
それまで、節電に協力しながら、今後の道を探ることも大切です。   


以上がとりあえずの説明です。
東京の人は放射の問題は心配無用です。

将来の姿は世論が決めます。

これが回答です。
どうか、厳しい現場で、命をかけて水を注入しようとする技術者と労働者の無事を祈ってあげてください。


藤林徹  元東芝原子炉設計部長

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マンション管理士 メルすみごこち事務所